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2021.11.11

生命活動に必要な酵素について

酵素とは

酵素は、タンパク質のひとつで、人間の体内で作られるます。
この酵素は、体の中で起こるさまざまな化学反応をスムーズにする役割があります。そのため、人間にとって必要不可欠な物質です。
食べ物の消化・吸収・分解、老廃物や毒素の排泄、自然治癒力の向上、ホルモンバランスの調整など、
私たちの体内で起こるほとんどの化学反応は、酵素の作用で成り立っています。
酵素は私たちが生きていく上で、なくてはならないものであり、健康維持には必要不可欠な存在です。

酵素は、大きく2つに分けられます。
1つ目は、人の体にある「体内酵素」。もう1つは外部から食べ物で取り入れる「体外酵素」です。

体内酵素には、「消化酵素」と「代謝酵素」があり、体外酵素には「食物酵素」があります。
体内酵素は、作られる量が決まっています。
以前は、たんぱく質さえ摂っていれば体内で無制限に作られると思われてきました。
しかし、近年の研究では、一生の間で作り出される体内酵素の総量は、生まれた時に決められていて、
それ以上は作り出せないのではないかと言われています。
さらに、酵素は20代をピークに、徐々に量が減っていくため、酵素で補わなければなりません。
体内の酵素が不足しないよう、外から補うことをおすすめします。

酵素の種類

酵素には消化酵素・代謝酵素・食物酵素の3種類があります。それぞれどのような役割があるのか、ご紹介します。
消化酵素 : 消化を助けて食欲を増進させる役割
代謝酵素 : 栄養を体の細胞に届けて代謝をあげる役割
食物酵素 : 食べ物に含まれる酵素で、消化を促進する役割

酵素は減っていく

酵素は、年齢を重ねる事に減少していきます。
さらに、現代の食生活(加工食品)や生活習慣の乱れにより、私たちの身体はより多くの酵素を必要とします。

食べ過ぎにより消化しなければならないものが多くなると、消化酵素が大量に使われます。
すると通常の消化酵素だけで消化を行うことが難しく、代謝酵素がサポート役として働くようになり、疲れやすくなったり、体がむくんだり、風邪をひきやすくなったりします。

酵素を補う

健康食品で酵素を摂るときにの注意しなければいけないのは多くの酵素が約50℃以上の加熱で消化分解力を失ってしまいます。
製造過程において液体状の酵素は加熱殺菌が義務づけられ、錠剤も成型時に強い圧縮熱がかかるため、酵素は死滅してしまい働きが期待できません。
高い活性力を持った酵素を選ぶことがもっとも重要となってきます。

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