2024.02.09
K-2乳酸菌 / 植物性乳酸菌K2とは
K-2乳酸菌
K-2乳酸菌(ラクトバチルス・パラカゼイK-2)は、亀田製菓の研究グループが新潟大学との共同研究で発見した乳酸菌の一種であり、日本酒の酒粕由来の植物性乳酸菌です。K-2乳酸菌は、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー症状を改善させたり、インフルエンザなどの感染症の予防効果を高めたりと、人の健康に役立つ乳酸菌として注目されています。
乳酸菌大事典より(https://www.nyusankin-dictionary.net/k-2/)
免疫力を強化して薬剤耐性ウィルスにも効果が期待
K-2乳酸菌やK-71乳酸菌において確認されている健康効果として代表的なものが、体内の免疫機能を正常化して、アレルギー症状を緩和する働きです。
亀田製菓と新潟大学では、K-2乳酸菌やK-71乳酸菌の有益性を調べる研究が色々となされており、マウスでアトピー性皮膚炎の症状が緩和したり、ヒトの生体においてもスギ花粉による鼻づまりや目のかゆみが軽減したりと、アレルギー症状に対する魅力的な効果が確認されています。
K-2乳酸菌の効果に関する研究について
アトピー性皮膚炎の症状の軽減
軽症から中等症のアトピー性皮膚炎患者(成人)33名に、「K-2乳酸菌」 200㎎(2000億個)、もしくはプラセボ食品(K-2乳酸菌なし)を摂取してもらう二重盲検試験を実施しました。皮膚症状は医師と被験者本人に評価してもらい、変化を比較しました。
・K-2乳酸菌摂取群は医師初見スコアが有意に低下しました。(K-2乳酸菌なしは有意差なし)
・ K-2乳酸菌摂取により、発症箇所が少なくなりました。
引用元:亀田製菓 お米由来の植物性乳酸菌研究所「酒粕由来の乳酸菌K-2(植物性乳酸菌K-2)」
花粉症の症状の軽減
「K-2乳酸菌」を摂取することで、スギ花粉による鼻および目の症状が軽減しました! スギ花粉症患者(成人)26名に、「K-2乳酸菌」200㎎(2000億個)、もしくはプラセボ食品(K-2乳酸菌なし)を摂取してもらう二重盲検試験を実施しました。
花粉飛散15日前から摂取してもらい、鼻および目症状と薬の使用状況についてアンケート調査をおこないました。症状と薬の強さを合計してスコア化しました。スコアが高いほど症状が強いことを示します。
花粉が飛散しやすくなる前から、あらかじめK-2乳酸菌を摂取しておくことで、くしゃみ・鼻水・鼻づまりといった鼻の症状や、目のかゆみ・涙目といった目の症状において、花粉症状の症状がやわらいだという研究データが発表されています。
引用元:亀田製菓 お米由来の植物性乳酸菌研究所「酒粕由来の乳酸菌K-2(植物性乳酸菌K-2
インフルエンザ症状の緩和・感染予防
「K-2乳酸菌」を投与することで、免疫機能が向上し、インフルエンザウイルスの感染に対して治癒を促進する効果があることが示唆されました。
「K-2乳酸菌」を1週間投与したマウスにインフルエンザウイルスを感染させ、肺および気道のウイルス量、血中および気道の中和抗体価(抗体産生量)を測定しました。
・ウイルスの増殖を有意に抑制しました。
・中和抗体価を増加させました。これはタミフルとは異なる効果です。
引用元:亀田製菓 お米由来の植物性乳酸菌研究所「酒粕由来の乳酸菌K-2(植物性乳酸菌K-2
インフルエンザの症状緩和に関する研究は、まだ実験用マウスを使った動物実験の段階ですが、今後さらに研究が進んで、人の体でも同様にK-2乳酸菌やK-71乳酸菌がインフルエンザ予防や症状緩和に役立つとすれば、新しい医薬品の開発にも期待できます。
安全性について
K-2乳酸菌はそもそも人が食べられる酒粕に含まれている乳酸菌であり、研究によって安全性が認められています。また、K-2乳酸菌は幼児向けの製菓にも使用されているなど、大人だけでなく、子供でも摂取することができる、安全な食品であるといえるでしょう。
また、その安全性は食品としての活用だけでなく、医薬品としての活用価値も認められており、様々な形で経口摂取をしたり、腸内へ直接に注射されたりと、幅広い方法で利用されています。
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