2023.12.04
赤血球の重要な働き
赤血球は、酸素を運搬するための重要な役割を果たす血液中の細胞です。通常、円盤状をしており、中心がくぼんでます。これにより、表面積が増え、酸素や二酸化炭素の交換を効率的に行えるようになっています。「血液をサラサラ」にすると言う言葉は、よく耳にすると思いますが、本当の意味での血液サラサラとは、どういう状態の事を指すのでしょうか?ここでは、赤血球の働きが、身体にどのような影響を及びすのかを解説致します。
赤血球の主な働きと特徴
酸素運搬
赤血球はヘモグロビンというタンパク質を含み、ヘモグロビンに結びついた酸素を体のすみずみまで運びます。肺で酸素を取り込んだ後、赤血球が体中の組織へ酸素を運びます。
二酸化炭素の運搬
二酸化炭素を肺に運ぶためにも赤血球が重要な役割を果たします。組織で生成された二酸化炭素を肺に運び、呼吸を通じて体外に排出されるのを助けます。
赤血球骨髄での生成
赤血球は骨髄で生産されます。骨髄で新しい赤血球が作られ、古い赤血球が破壊されることで、体内の酸素運搬が維持されます。骨髄でつくられた赤血球は、血管内でおよそ120日働き、その後肝臓や脾臓で破壊されます。
柔軟性
赤血球は柔らかく、変形性があります。これにより、血管を通る際に狭い場所や細い血管でも自由に流れることができます。
健康への影響
赤血球の数や機能に問題が生じると、貧血などの状態が引き起こされる可能性があります。貧血は酸素供給不足を引き起こし、疲労感や息切れなどの症状をもたらすことがあります。また、赤血球の異常は、疾患や栄養不足などの状態を示す指標となることがあります。
赤血球は体内で酸素と二酸化炭素の運搬を担い、正常な生体機能を維持するために不可欠な役割を果たしています。そのため、適切な栄養と健康的な生活習慣は、赤血球の数や機能を維持するのに重要です。
血液の主な役割は、3つです
- 体内で酸素や栄養、老廃物を運ぶ働き
- 外部から体内に侵入してくる菌やウイルスから体を守る免疫の働き
- 熱や酸、アルカリなどを調節する働き
赤血球と免疫力との関係性
赤血球自体は直接的に免疫反応に関与することはありません。しかし、免疫系と血液循環系は密接に関連しており、赤血球が免疫機能に影響を与えることがあります。
- 酸素供給と免疫機能:適切な酸素供給は、免疫細胞が正常に機能するために重要です。免疫系の細胞は酸素を必要とし、十分な酸素供給がないと免疫反応が低下する可能性があります。
- 貧血と免疫:赤血球不足や酸素不足に関連する貧血は、免疫系に影響を与えることがあります。十分な酸素供給がないと、免疫細胞の機能が低下し、感染症への抵抗力が減少する可能性があります。
- 病気と免疫機能::一部の疾患や病気は赤血球に影響を与え、免疫機能にも影響を及ぼすことがあります。例えば、貧血や赤血球減少症などの状態は、免疫機能の低下を引き起こす可能性があります。
血液をサラサラにするには・・・
- バランスの取れた食事: 魚、健康な脂肪(オメガ-3脂肪酸含有)、ナッツ、種子、果物、野菜などを摂取し、飽和脂肪酸を控えます。穀物食品、オリーブオイル、アボカドなどの健康的な脂肪源も摂取することが重要です。
- 水分摂取: 十分な水分を摂取し、脱水を避けます。水分不足は血液をドロドロにする原因の一つです。
- 運動: 適度な運動を行い、身体を活性化させます。有酸素運動や筋力トレーニングは心臓血管系を強化し、血液循環を促進します。
- ストレス管理: ストレスは血管を収縮させ、血液の循環を悪化させることがあります。ストレスを軽減するためのリラクゼーションやメディテーションを取り入れることが重要です。
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